トミー

霊魂の不滅のトミーのレビュー・感想・評価

霊魂の不滅(1920年製作の映画)
3.8
幻想的で宗教観の強い作品だった。
キリスト教的寓話ともいった感じだろうか。
霞がかった死神は一目見てこの世ならざるものだと直感させる。

自身の身の破滅により数々の人を不幸にしてきた男が死に際に悔悛するストーリーだが、単純なハッピーエンドではないところがこの作品の良さなのかもしれない。
茨の道を進もうとも二度と間違いを犯さないよう決意を新たにした人は観ていて応援したくなる。
トミー

トミー