低評価であろうと、監督を見て映画を選べば大丈夫と学びました。さて、本作のブラッド・アンダーソン監督の他作品はというと『セッション9』『マシニスト』『ザ・コール』『アサイラム』『フラクチャード』…よし!勝ったな。けっこう好みの監督です。スリラー系の佳作が多い。
さて、本作は抜群の雰囲気から非常にふんわりした着地点をみせてくる困った映画でした。ロアノーク島集団失踪事件から着想を得たのでしょうか。劇中でも触れていました。知らない人は是非ググってみてください。かなり不気味な話です。
とりあえず影の演出は怖かった。問答無用で即死ルールなので緊張感がありました。しかも知性がある…?低予算だけどアイデアが面白い、素敵なB級映画に仕上がっています。
評価が低い理由は終り方ですね。アレは何かのメタファー?自分も理解できていません。聖書が関わっているのかな。まぁダークな雰囲気を楽しめたからいいや。難しく考えたり、無理に答えを求めたりしなければ、十分面白い映画です。