殺人の追憶のオセリのレビュー・感想・評価

実際に起きた華城連続殺人事件は残虐で、本当に救いのない事件でした。

被害者の方や家族を思うと胸が苦しくなる。

警察のずさんな捜査、民主化運動、軍事政権、暴力。

1980年代の暗い時代を映画にし世に残したポン・ジュノは偉いです。

彼の心意気。

そしてこの映画を真心を込めて作ったと話していたのを見て胸を打たれた。

ファンになるきっかけになった作品です。

構成やカメラワークもしっかり美しい。

ちなみにこの事件は2019年に犯人が特定されるというまさか結末に驚きを隠せませんでした。