でかい

殺人の追憶のでかいのネタバレレビュー・内容・結末

殺人の追憶(2003年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

最後の犯行で学生とどちらにしようか迷うところで、犯人の気分で誰でも被害者になりうるという怖さを感じた
自分が夜道を一人で歩いて普通に帰った日も、もしかしたら同じ夜だったかもしれないと考えるとゾッとする

「普通の顔」と言われ、登場人物の中の誰かだったかもしれないと頭の中で顔がぐるぐるまわるが辿り着けない無力感、心に燻るモヤモヤがそのまま刑事達の気持ちだったと思う

映画の中で何度も容疑者を見つめたパク刑事がまだ見ぬ犯人の顔を見続けるラストシーンが良かった
でかい

でかい