2023年33本目
第一に、キャラクターデザインがなかなかに違和感。
好きとか嫌いとかではなく、まさに"違和感“。
個々のキャラクターが持つ、愛嬌とかチャームポイントみたいなものが伝わりにくい感じがした。
内容としてはそれなりに面白いし、分かりやすいものであったと思う。
ただ、あたるとラムの関係性の描き方という点では、非常に残念といったところ。
あたるはずる賢くて浮気性で煩悩の塊みたいな人間だけれど、いつ何時でも根底にはラムを想う気持ちが伺えるから、憎めないキャラクターなのに。
それなのに、今作のあたるに関しては本当にただの女たらしのクズ野郎だった。
ラムがこんなにもこんなにも、あたるのことを想って奮闘してくれているのに。
そんなわけで今作のMVPは、完全に巻き込まれただけなのにも関わらず、全力でサポートにまわってくれた、弁天様とおユキさんだと思う。笑