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地下鉄のザジのkaitoのレビュー・感想・評価

地下鉄のザジ(1960年製作の映画)
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ザジすきっ歯で激かわよ!
1960年のパリが舞台ってことだけど、この映画もヌーベルバーグに分類されるのか?とにかく、面白い。いや、超面白い。

凄い角度からの画面とか、早送りとか、巻き戻しとか、アニメみたいな変なジャンプカットとか、ミュージカルっぽいシーンもたくさんあるし、背景やエキストラみたいな人たちまで全部デザインされていて、当時としてはトリッキーな実験っぽいことをいっぱいやっていて面白い。

主人公の下宿のセットがめっちゃ可愛いい感じとか、追いかけっこのやりたい放題感とか、エッフェル塔のシーンのぶっ飛んでいる感じとか、好きなシーンがたくさんある。

食事シーンはどれもサイコーで、棒読みの台詞っぽいやりとりと合わさってどこか森田芳光映画っぽい感じもある。
あの、レストランでの破壊行為もどうかしている。

ところで、あのミュスカデの飲み方なに?
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