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地下鉄のザジ
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目次

地下鉄のザジの作品紹介

地下鉄のザジのあらすじ

レーモン・クノー原作、ルイ・マル監督のヌーヴェルヴァーグ運動が盛んな時期に作られた映画。田舎からパリへやってきた10歳の少女・ザジは楽しみにしていた地下鉄がストで町が混乱している中、パリを冒険するコメディ。

地下鉄のザジの監督

地下鉄のザジの出演者

原題
ZAZIE DANS LE METRO
製作年
1960年
製作国
フランス
上映時間
93分
ジャンル
コメディ

『地下鉄のザジ』に投稿された感想・評価

健一

健一の感想・評価

3.0
地下鉄は? ザジぃ。 😅


1960年。
もう63年も前の作品なんですね!
そりゃフィリップ・ノワレがあんなに若いわけだ。😅

有名な作品ですがお恥ずかしながら今回が初鑑賞。
「地下鉄のザジ」‼️
なんかVHSテープ時代の『Vシネマ』みたいなタイトル。😂

story
母親とパリにやって来て叔父に預けられる少女ザジ。
やりたい事はパリの地下鉄に乗ること。
しかし なんとストライキ中で動いていない。😵
しょげていると見知らぬ男が声をかけてくる。
ザジは男を散々利用してパリ見物を楽しむ・・・


まさにヌーヴェルヴァーグ!
『新時代』って感じ。当時(’60年)はね!😅
斬新で キッチュ な映像の連続。
遊び心満載!そう!少女の頭の中のような作品。
好奇心旺盛な田舎に住む少女がパリのような『魅惑の街』にたどり着いたら こんな風になるんだろうと見事に映像化している。
汚い言葉、悪口、イタズラ、ツンデレ。
ちょっと過激な『ちびまる子ちゃん』といったところか。😂
マジック&トリックの映像で前半はかなり楽しませてくれる。

のだが・・・

後半はもうグダグダ。😰
登場人物たちが何をやっているんだか全然分からなくなってくるし意味不明な行動の連続。
カフェ(レストラン)を客と従業員たちで ぶっ壊すシーンのあまりにも 意味の無さ。
観ていてだんだんとシラケてくる。

本作をテイストを変えてもう少し丁寧に作った作品が「アメリ」なのかな?

でもまぁ。
オシャレで可愛らしい コメディ作品。
おそ松くんのイヤミが『おフランス』って言いたくなるような。😂
'60年代のパリにあんなオシャレな二階建てバスがあったんだ!😵

『ザジフィルムズ』っていう映画配給会社があるが、その『ザジ』ってもしかして・・・

でもって。
結局、地下鉄は・・・・・😅
ゴン吉

ゴン吉の感想・評価

4.0
パリにやってきた少女のドタバタを描いた喜劇。

カトリーヌ・ドモンジョが主演、フィリップ・ノワレ、ヴィットリオ・カプリオーリらが共演。
原作はフランスの作家レーモン・クノーのベストセラー小説。

母に連れられて田舎からパリにやってきた少女のザジ(カトリーヌ・ドモンジョ)はダンサーの叔父(フィリップ・ノワレ)に預けられる。
ザジは地下鉄を見ることを楽しみにしていたが、地下鉄はストで運休していたため、一人でパリの街に繰り出し、様々な人と出会いながらパリを満喫する....

ヌーヴェルヴァーグの傑作と評価されている作品。
赤い服を着た少女のザジが可愛らしい。
エッフェル塔やサント・シェペル寺院、セーヌ川などパリの名所を舞台にドタバタ劇を繰り広げる。
観光名所のエッフェル塔をシュールな視点で描いたり、有名なパリの地下鉄のストなどを裏側から描いている。
ムール貝などの軽いフレンチ料理がおいしそう。
当時の二階建てバスが、今見ても近未来的な洒落たデザインでカッコ良い。
フレンチジョークはイマイチ感性が合わずピントこなかったが、映像がお洒落で可愛らしい。
おませなザジの視点で見たパリの風刺が興味深い。
「年を取ったわ」 

2023.2 NHK BSP で鑑賞(字幕・寺尾次郎)
めちゃめちゃ久しぶりに観賞。
後半とか物凄いドタバタな記憶があったけど、記憶以上にドタバタでした…!

ルイマルが手掛けた長編映画4作目。
彼の作風やキャリアから云ってもかなり異質な不条理コメディになっており、改めてルイマルの多才さに驚かされます。

地下鉄のストライキで大渋滞に陥ったパリ市内。
パリの名所を巡りながら、おてんば娘ザジと大人たちが繰り広げるハチャメチャテンション喜劇!
主演は300人の子役オーディションの中から見事ザジ役を射止めたカトリーヌ・ドモンジョちゃん。

トリック技法や実験的なコラージュを駆使して、目まぐるしく混乱を加速させます。
特にラストの大騒動っぷりは爆発的エネルギーしか感じられません!
途中、手持ちカメラで撮影してる男が持ち上げられてるけど、現場の熱気が相当ヤバい。
脱出のくだりはドイツ軍占領下のフランスを彷彿とさせます。

昔のエッフェル塔はあんな簡素な柵だったのかとか、ザジの親父の裏話とか、当時の空気がノスタルジックに漂います。
ロケーションや撮影や脚本など裏側の経緯がとても気になって、本作のプロダクションノートは是非ともみっちり読んでみたい。

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