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『妻の日の愛のかたみに』に投稿された感想・評価

青二歳

青二歳の感想・評価

4.6
九州柳川を舞台にした夫婦ドラマ。展開だいたい分かるのに…号泣。泣かせにかかるだ言われようとも素直に号泣…DVD化感謝!!!若尾文子枠がさらに初夏発売です!角川の回しもんか。若尾文子と船越英二のラブラブっぷりが可愛くて可愛くて…そのふたりが闘病を前にしてお互いの思いやりが互いをえぐり合う様がツラい。新婚パートは短いながらも、よく伝わるのですよ…ふたりの仲の良さが…その分後半がもう…
後半弱くなるけど二人のお国言葉もかわいいんだまた…

ジジ怪優にやられっぱなしの自分ですが、この時代の邦画はおババ様もよくてですね。中でもご贔屓が滝花久子。若い頃は本当に愛らしいお顔立ちで勿論そこらのアイドル超えてるんですが(超かわいい)、またお年を召されてからの雰囲気もいいんですよねぇ。今作はとにかく娘を守らない母親です。観ていてマジか…と思いましたよ…あのシーン。彼女の母としてのスタンスは理解出来ないけど、なんとも立ち入れない厳しい雰囲気があり観てるこっちがつらくなりました。また気の弱い浜村純、意地の悪いハラセンもよい味わい。

夫婦の情で推すばかりじゃなく、お互いを想う中の複雑な意地や偽善、甘えなどを妻と夫それぞれの口から静かに開陳させるので更に涙が…
サル山おんぶのシーンとか船越英二の嬉しそうな顏ときたら。かつて自分の花嫁を追いかけた柳川に、教え子が花嫁として新たに川を下ってゆく。その交差の喜ばしさと無情かつらい。
しかしリウマチの闘病ものは初めて観たかも。大変な病気なんだな…。若尾文子の砂風呂療法に萌えた自分は邪心の塊です。すみません。
Jimmy

Jimmyの感想・評価

3.0
初見は角川シネマ新宿での『若尾文子映画祭』(2015年8月)、9年ぶり鑑賞。

この映画の舞台は「九州・柳川」。
大林宣彦監督の『廃市』でも舞台になった水の町。

カラー映画なので、若尾文子がとても綺麗である💕
序盤は「仲睦まじい夫婦物語」だが、全体的には「闘病もの」なので、重い話。

舟に乗った花嫁=千枝子(若尾文子)を追いかける男=正之(船越英二)が、この花嫁の夫になる男。
二人とも学校の先生をしながら、夫の父母と一緒に暮らしている。
妻の千枝子は、手製うどんを作ったり、井戸で洗濯したりと、朝から晩まで良く働く嫁である。
夫が「今晩は、君のうどんがたべたい」と道端で言って、生徒に『君のうどん』と冷やかされるシーンは微笑ましい😊

また、夫婦二人が田んぼで仕事をするシーンがあり、その帰り道で妻が「私、もう歩けない」と言って、船越英二が若尾文子をおんぶする。
このシーン、超うらやましい‼️‼️

そして、学校の数学教師をしている妻が授業中にチョークを落としたあたりから、病の影があらわれる。
身体じゅうの関節が痛くなり、別府の病院に入院。
難病のようだが、病名は不明。(リューマチという単語が一度出てくるが、医者は「関節が固まりはじめていて…」などと言うので、不治の病ということなのだろう。)

病気になって8年後(入院先の別府から戻って5年後)、夫の外出中に、妻は実家に帰ってしまう。夫以外の家族と本人=妻が決めたこと。
それを知った夫は、……といった感じで物語が進行する。


明るい夫婦の姿を描いた序盤は楽しいが、闘病風景ばかりになってからは暗い感じになる映画だった。


(※)初見時は未ソフト化作品だったが、その後DVD発売されて今回はDVDにて。DVDに収録されている予告編は「本編で使われなかった映像が多い」ので別テイクが見られて楽しい。

<映倫No.14103>
ほほえましくスタートし、お涙への矢印を掲げつづけてくれた「つらいね。つらいね」の夫婦愛ドラマだが、各人物の見せ方に柔軟性がなさすぎる。

病状進んでも全然やつれていかない若尾文子さんは、最後の最後まで巧妙にスッピン拒否(アイメイクやめず)。嫁入り舟でだけは映えてたものの、元々さほど美人じゃない上に、表現力も映画女優としては二級。台本通りにギャラの分だけ気持ち込めて喋れば認められちゃう“TVドラマの助演者”クラスだから、台詞分以上の痛々しさがついぞ伴わない。
むしろ雪女の藤村志保さんに主役替わった方がまだ“病身らしいたおやかさ”は出たかも。でも、リアルな映画を作ろうとしてない監督の下じゃ、志保さんバージョンだってすぐ空回りしただろうね。

生硬で平板で女らしさ不足の短歌は一つとして情を揺さぶらず。
だけども、必ずしも台本ばかりがこの映画の戦犯なのじゃない。夫(本当に性格良さげな船越英二さん)は愛だけ、姑は薄情なだけ、舅は寛大なだけ、嫁友(志保)は明るく控えめなだけ、婿友は豪放で親身なだけ、という類型的すぎるキャラ設定は、確かに脚本家の仕業。でも、演出力&演技力でいくらでもリアルなニュアンスは加えていけたはず。人間ドラマの質的空間を広げていけたはず。
例えば、、、、嫁をこき使う姑の「これも洗っといてー。股引きは繕っといてー」という厳しい台詞も、声の出し方一つで〈イビリ〉にも〈期待が強いだけで悪気はない〉にも〈悪いわね~というイタワリ交じり〉にも〈明るく軽快な常識的信頼関係があるだけで、互いにまずまず心地よい〉にも持っていけたはずなのだ。
せっかく実話ネタをスクリーンに映すんだから隅から隅までリアリティーで満たす義務があったのに、老人たちも老けが進まないし、監督らはまったくね。。。 残念ながら泣けなさすぎ。

水準以下のこういう作品を観ると、映画はやっぱり1960年代以降も「進化」をひたすら続ける必要がありありありだったんだなとわかる。

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