『ゴジラ FINAL WARS』の翌年の東宝怪獣映画である。超星神シリーズ3作目『超星艦隊セイザーX』の劇場版にしてシリーズヒーロー総登場のお祭り映画。同時上映はムシキング映画。
特技監督は超星神シリーズなので当然川北紘一なのだが、監督が大森一樹と『ゴジラVSキングギドラ』以来の布陣で豪華である。
当時、シリーズ2作目の『幻星神ジャスティライザー』から超星神シリーズを見ていたのとムシキングも好きだったので映画館で父親と見ていて満足して帰った記憶だったが、今見返してみるとなかなかもうちょっとなんとかならんかったかという気持ちは出てきてしまう。TVシリーズの合間に作ったが故なのかな。もっとすっきりした話運びにいくらでも出来たんじゃないかな。
それでも歴代超星神幻星神とグレートライオの揃い踏みは圧巻。TV本編でまだコアブレイバーが1機しかなかった時代なのもあって流星神はグレートライオのみの登場なのが惜しい。そこはハッタリ効かせて揃ったっていいじゃない。
あと前年の『ゴジラ FINALWARS』同様に轟天号が活躍する。それも『海底軍艦』版にかなり寄せたデザイン。あと『グランセイザー』からロウヒ登場。まあグランセイザー見てないからあんま知らないんだけど。
