このレビューはネタバレを含みます
イデオンは全く異なる立場環境にいる人と人が分かり合えるのか?というその一点がテーマ。
富野監督にしてはやりたいことが明確な作品だと思われる。
ソロシップクルーの中でもカララと分かり合おうとするコスモとベスに対し、女性陣はなんだかんだ言っても異星人を受け入れようとしない。
自分が脱走を企て、しかしその罪を異星人のカララに庇われた後のシェリルの惨めったらしさで一気に物語に引き込まれた。
雰囲気は結構好み。
さて、未だ協調への道は残されているが、発動編ではどうなるか。