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伝説巨神イデオン 接触篇のkettleのレビュー・感想・評価

伝説巨神イデオン 接触篇(1982年製作の映画)
3.5
イデオンは富野監督がガンダムの次に手がけた作品ですが、構造上イデオンがTスタンスポーズがとれないんじゃないかと子供心に訝しがった思い出があります。

主人公のアフロ頭や、スタートレックを彷彿とする敵キャラは眉毛が色トレスで個性的でした。眉毛と言えば、左右の眉の太さが違うキャラ(割とメイン)も斬新です。
伝説巨人に見えないコンボイみたいな機体とかビジュアル面の印象が強かったのですが…

凄かった。
幼女がバズーカの直撃で頭を吹き飛ばされる場面は思わず悲鳴を挙げてしまった。
主人公が恋心を抱く少女が目の前で爆撃に巻き込まれるシーンで、吹き飛んだ首が主人公のバイザーに映り込むという…
主人公はじめ全員壮絶な死を迎え、人類は新世代として再生する~
エヴァンゲリオンも影響を受けています。
イデオンは全く子供向けとは言えないため当然玩具は売れず、視聴率が低迷し打ち切りに。制作スタッフの熱意で結末を劇場版にまとめたのが本作です。
商業的にもエヴァ(TV版)はイデオンを真似ている気がしますね。
(おめでとうの辺りとか)
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