マンデラの名もなき看守のてんびんのレビュー・感想・評価

南アフリカのネルソン・マンデラとその担当看守を描いた映画。
幼い頃、黒人の友人との交流を通じてコーサ語を理解できるようになったため、会話を盗み聞きするスパイとして任務に当たる。
しかし次第にマンデラの思想に感化されていき、子供ころの友人との思い出も蘇って来る。理想と現実の仕事、家族の生活との板挟みに苦しんでいく様は、マンデラの存在感に負けない主人公の魅力を感じさせた。