無知A

鴨川ホルモーの無知Aのレビュー・感想・評価

鴨川ホルモー(2009年製作の映画)
3.1
鴨川と聞いて「おっ、京都か。」って思って観た。個人的に、森見登美彦という小説家が好きで、彼の小説の影響で京都大学には面白いイメージがあった。作者が全く違うもののそのイメージ通りの映画だった。

社会に出たらスーツを着たり、生活の為に身体的にも精神的にも縛りがあって制限されるものだ。例外もあるが、大学生は社会人と比べると自由がある。その自由というものも何かで縛られる、若しくは自分から縛ってしまうことが多い。ところが、京都大学の学生は本当の意味での自由だなと思う。

早良(作中の人物)が自己中女といわれていたが、自己中で何が悪いと開き直られると確かにその通りだ。
阿呆は悪口じゃなくて褒め言葉だ。阿呆で何が悪い。阿呆であることが幸せだ。
無知A

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