男をたちまち魅了してしまうミステリアスで魔性なホラーガール〈富江〉を取り巻く事件を描いたJホラー2作目。2代目富江を演じる宝生舞の大人びてクールな美しさと怪しさが◎ホラー演出が増え、クリーチャー感が少し増しているので怖いよりも時々ファニー？父親のホラー演出が不気味で良かったかな😉（140文字）
＊＊＊＊以下ネタバレあり＆乱雑文＊＊＊＊
★〈富江〉のキャラクター設定について明確なネタバレがあります。初見の方はご注意をお願いします。
◆あらすじ◆
院長を初めとして病院の関係者が次々と失踪している森田病院。院長の一人娘・由美は父親の行方を追ううちに医師の立花から父親の日記帳を渡される。そこには明らかに様子のおかしい、恐ろしい内容が記されていた。一方、同病院に入院している文仁の見舞いへ訪れた友人の武史は夜、病院内を裸で徘徊する女性と遭遇し彼女を家に連れ帰るが…。
❶ 魔性で冷酷なホラーガール〈富江〉を取り巻く事件を描くJホラー2作目
長い黒髪、クールで冷ややかな瞳、左目には泣きぼくろ（でも今回あんまり目立ってない）、冷ややかでミステリアスな佇まい…。絶世の美貌を持つ謎の女・川上富江。突如現れ魔性とも言える魅力で出会った男全てを虜にし、狂わせていく異形の存在…。ホラーガール〈富江〉を取り巻く事件を描いたJホラー映画シリーズの2作目です。今作の方が〈富江〉の出番多し😀
富江の特徴は前作と同様（原作漫画があるそうなのでそれはそうですよね）。傲慢かつサディスティックな性格なるも、魔力のような美しさであらゆる男を虜にし、そのうちの1人にやはり殺害されてしまい、体を切断され、そして増殖していく…。その再生能力はどの部位であろうが関係はありません。ただし富江と富江は必ずしも仲が良いわけではなさそうです。相変わらずの美しい〈物の怪〉〈妖怪〉の類っぷり🤔
❷2代目・富江を演じる宝生舞の大人びたミステリアスな美しさと怪しさ
シリーズがかなり多く出ているみたいですが、ホラーアイコンである富江を演じる女優さんが作品ごとに違います。誰が演じるのかも楽しみの一つかと🤗
2代目・富江を演じるのは、キリっとした涼しげな美しさが印象的な宝生舞さん。
確かもう引退されている女優さんですよね！私が学生時代の時によくドラマに出ていた美人な方でした。『銀狼怪奇ファイル』の冴子姉ちゃんや『ぼくらの勇気 未満都市』のユーリ、『ショムニ』の梅 などが印象的でした。本作は主人公である院長の娘・由美を山口紗弥加が、由美のボーイフレンドで富江に狙われる青年を窪塚洋介が演じており2000年頃を感じる懐かしい配役です。
１代目の菅野美穂演じた〈富江〉は可愛らしい声でキャハキャハと笑い、邪悪な無邪気みたいなのを醸し出す妖艶さがありましたが、宝生舞の〈富江〉はその容姿や低音なボイスも相まって、どちらかいというと大人びていてクールです。妖しいというより怪しい。ちょっとドスが効いている。そして前作よりも登場回数が多く動きも奇抜。エイリアン感というかクリーチャー感が少し出ているため、怖いよりもファニーの域までいってしまいそうなライン。今度の富江、忍者の末裔かもしれません🤣
❸富江よりも主人公の父親のホラー演出が不気味で良かったかなぁ🤔
今回の舞台は病院。富江は最初からインパクトがある形で出現します。ジメジメしたJホラー特有の雰囲気や地味さは前作から引き続きですが、前作より動きは大きいからストーリーは見やすかったかも。ホラー演出も前作よりは多くでてきたし、富江はそれほどでもないのですが主人公の父親のホラー演出が不気味でけっこう良かったです。手記に書かれている内容も絶妙にオカシイ文章力で不気味！
個人的には、富江の顔が醜く変形（ってほどじゃないけど）する演出は不要だったかな～。富江はずっと美しくいて欲しい。完璧に美女な物の怪でいてくれる方が不気味な気がするのだけど…🤔やっぱり妖怪系女子なのかな。
原作漫画は未見。1、2を見たけど、いまいち富江の目的というかどういう存在なのかが掴めそうで掴めない。悪意に満ちた邪悪な生き者ではあるが、哀しい生き者でもあるのだろうか？それとも、もっと超越した悪意の存在なのか…。シリーズを追って行ったら分かるのかなぁ？？🤔個人的には後者で十分だと思うのだけど。
🐝🐝「個人的には菅野美穂の〈富江〉の方が不気味かつキュートだったので好みでしたが、クールでドライな富江もそれはそれで美人さんなので悪くはなかったです😄でも、全裸で困っている宝生舞に切なげに一途に見つめられて「ここから出して」って言われてもホイホイ病院から連れ出してはいけないのですよ男性諸君！体を拭いてあげるのに綺麗な生足を膝に乗っけられてもドギマギしちゃだめ！！🤣頑張って～🥳」
