水のまち

恋する惑星の水のまちのレビュー・感想・評価

恋する惑星(1994年製作の映画)
4.2
生から死へとつながった膨大な1冊のたった数ページにすぎない日常に、クリスタルのような輝きをあたえる病。終末を予感させる世紀末へのカウントダウンが始まった90年代にしかないあの時の空気をもう一度吸い込んだかのようで、これは懐かしいという感覚とは別物だと思った。邦題のセンスも時代の産物だろう、素晴らしい。本来、恋することこそ本能なのだ。
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