車夫遊侠伝 喧嘩辰の作品情報・感想・評価・動画配信

『車夫遊侠伝 喧嘩辰』に投稿された感想・評価

IMAO

IMAOの感想・評価

4.0

加藤泰は後期作品を数本観ているだけで、この前『骨までしゃぶる』があまりにも良かったので、サブスクで代表作を観始めました。

明治末期。車屋の辰五郎が大阪で一旗あげようとやってくる。ある時、芸妓の喜美…

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加藤泰生誕100年だったんですね。内田良平が主演な映画初めて見た。車やというと無法松な感じだ。こちらは、嫁さんももらって弟分もいる。白黒なのが明治時代を醸し出す。DVD化されてるんだ

なんやこれ映画最高ですね。東京から大阪へ内田良平扮する車屋がやってきて桜町弘子に惚れちゃいます。あるヤクザのおやびんの女だったんですが、車屋の気風の良さにおやびんも惚れてしまい二人を認めることにな…

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ヤバすぎる。完璧な撮影と、その編集の連続。左右・縦横を隅々まで掌握した配置・動きの連続。右から左、奥から手前の運動。人物を二段(あるいは三段)構えした引きの画から堂々とした寄りの画への、出鱈目な接続…

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我路

我路の感想・評価

3.5
東映
2013年 1月14日 シネラ
raga

ragaの感想・評価

4.5

心地良いリズムを礎にした編集とローアングルや引きのショットを効果的に映し出す撮影は加藤泰の技量の見せ所であり、強引な物語展開が逆に主人公・辰五郎と喜美奴の気っ風の良さに通底していく。また西川組の親分…

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このレビューはネタバレを含みます

車、人が吹っ飛ぶ、ダイナマイト、これもう「マッドマックス」なんだよね。
時代背景とかが微妙で、なにを描きたいのかわからない部分はあるけど、とにかく撮り方や登場人物の動きが面白くて観入る。構図やカメラ…

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東京から大阪にやってきた人力車の車夫でやくざな辰の活躍を描く。明治の大阪の雰囲気がよく出てました、知らないんだけ ど(笑)ローアングル、長回しは健在で人力車を下からとるシーンとか桜町弘子のアップのバ…

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桜町弘子に掛かる後光。3度行われる結婚式、橋での対峙、目線が画面の外に弾かれ、そのまま内田良平を映す。大木実は初登場から瓶を叩き割り、内田良平の額を叩き割る。足元の動きのみで乱闘を示す特有の画面も健…

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