このレビューはネタバレを含みます
初鑑賞です。
好きな作品です。
①気になったところ
本作は好きですが、気になったところもあります。
それは清河八郎とお蓮の描写です。
嫌がっていたお蓮が最終的に清河を愛するようになるのは…
ネタバレ
冗長だが構成とラストの追い込み方に唸る
104分とは思えないほど長く感じる。要は感情的には全く退屈だが、展開に対する強い好奇心が鑑賞の糸をかろうじてつなぐ。
人物の相関関係を追うためと、…
傑作である。ポスターはカラーだが白黒作品である。白黒作品だからミステリアス感がよく出ている。脚本が「戦争と人間」、「栄光への5000キロ」、「内海の輪」の山田信夫だが、この人は駄作も多いが、この作品…
>>続きを読む清河八郎に詳しくない上に司馬遼太郎も読んでないので細部が良く分からないなりに面白かった。幕府を上手い事欺きつつ、尊王攘夷で一貫してる基本筋でありながら、人から人へあっちこっち飛ぶ回想の入れ子のお陰で…
>>続きを読む舞台は幕末、題名通り人斬りの物語ということでその時点で大好物
司馬遼太郎の『幕末』を基に、監督は篠田正浩、主演は丹波哲郎
今まで見た数作品でもそうかもと感じていたが、日本の監督の中では自分は篠田正…
清河八郎は大河や他の作品を観て知っていたからよかったけど知らなかったらちょっと取っ付きにくかったろうな
結果知っていたからこそ楽しめた
篠田監督は陰影の付け方が素晴らしい
映像だけでもめっちゃか…
倒幕、明治維新の嚆矢となった人物として知られる清河八郎の半生を描いた作品。
倒幕、尊王攘夷を掲げるも、のちに幕府に取り入り浪士組(後の新撰組)を結成した人物として知られ、人生そのものがミステリー的な…
何かと面白げに話の尾ひれが付き勝ちな幕末ものにあって、清河八郎ならでは、観る者に媚びる用のない、面白くない男の評伝を思う存分作れたに違いない。実に才気に富んだ時代の寵児といえ、なんとも鵺のような心…
>>続きを読む篠田正浩監督が松竹京都撮影所に出かけて行って撮った時代劇
アフタートークゲストの春日太一氏によれば
初期篠田作品は一貫して、イデオロギーが対立する2つの集団があるなかでそのどちらにも所属しきれな…
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