もんてすQ

哀しみの街かどのもんてすQのレビュー・感想・評価

哀しみの街かど(1971年製作の映画)
3.4
薬の売人と、彼と出会った女が二人して堕ちていくアメリカン・ニューシネマ
この時代の作品が好きな自分さえどうかと思うくらいダークなストーリー
アル・パチーノの初主演作

ヘロインを静脈注射するシーンとか諸々恐ろしく念入りに撮ってあるので、役者たちのキマった表情も併せて「洒落にならない感」が凄まじい
薬物取締の刑事が結構な善人で「薬物やり過ぎたらああなるよ、ダメだよ」って散々救おうとしてるのにガン無視して中毒になっていくのが嫌すぎる

この頃のアメリカって薬物絡みの話がやたら多いけど、ホント世間の空気が暗かったんだろうな
ベトナム戦争の影響だろうね

FOXだからか知らんけどサブスクに全く来なかった映画を消費している
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