McGuffinマクガフィン

哀しみの街かどのMcGuffinマクガフィンのレビュー・感想・評価

哀しみの街かど(1971年製作の映画)
3.6
あらすじを読まずに雰囲気を自ら掴み取った方がずっと楽しめる作品。
女性を口説くアル・パチーノいいね。
彼女を好きな描写とか理由とか動機とかなにもいらない。ロッキーみたいだなぁ。
ファッション可愛いけどいつも同じ服。
だんだんと彼らのことがわかっていく。
どうしようもなく堕ちていくことが。
キラキラとした日々は蝕まれていく。
『金なら作る』どこから?『アレはやめる。』いつ?どうやって?どこまでも能天気なその場限りの発言。
「酒とバラの日々」のジャック・レモンとリー・レミックを彷彿とさせた。
「黄金の腕」も。それらのクラシック映画よりもずっとリアルだが。