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哀しみの街かどのmashiritoのレビュー・感想・評価

哀しみの街かど(1971年製作の映画)
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アルパチーノとキティウィンの薬物に溺れていく話
この町のすさんだ風景はベトナム戦争後のアメリカを象徴するものなのだろう。
愛という見えない物を形にしたのがあのマフラーなのかな?って思いました。
一度してしまうと辞められない薬物に手を出してしまう2人。
段々と観ている方も辛くなってしまいましたがそれでも観てしまう。
一体、彼らを結んでいるものは愛なのか薬物なのか。
一見麻薬という物に苦しみながら生きる彼らだが、当時のアメリカも逃れたいけど逃れられないベトナム戦に苦しみながら生きて来たのを考えると、ベトナム戦を麻薬に置き換えてるのだろうか?
楽しくもないし面白くないけど、当時のアメリカの空気をそのまま吸っている様でした。
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