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スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望のrensaurusのレビュー・感想・評価

4.9
今一度、自分がなぜスターウォーズが好きなのか、そもそも本当に好きなのか、思いの丈をFilmarksに綴ってみたいと思い再鑑賞。いや何度観ても面白い…

この映画を前にすればどんなにシケた人間も幼心のワクワク感を取り戻せてしまう。「好奇心」と「少年の心」がこの映画に全面降伏してしまうような映画。

今作の偉大さは周知のことなので今更あれこれ言う必要はないでしょう。無駄のないセリフや脚本、分かりやすい冒険活劇に神話性まで含まれている。フォースという不思議な力、クリーチャー、ドロイド、ビークル、ウェポンらによって形成される世界観も効果抜群!

物語の本筋とは一見関係ないような、サンドピープル、ジャワ、ボバフェットなどなど、画面の端々に映るあらゆるクリーチャー、ドロイド、小物、セットらが、我々の想像を働かせ、好奇心をくすぐり、壮大なスケールを感じさせてくれるのだ。

細かなメカメカしさによるリアリティの保持も抜群で、色々なところが動いたり、開閉したりするところが観ていて楽しい。全体的なデザインもレトロフューチャーな趣きがあって魅力的。

あとはなんと言っても音楽。終始最高のタイミングで最高のBGMを流してくれる。こんなの反則…

強いて言うならベイダーとオビワンの戦闘がチャンバラ過ぎて説得力に欠けるところぐらいだが、想像で補っているのでOKです!

もはや宗教的な信仰心が生まれるような奇跡の作品。ファンが絶えないのも頷ける。映像作品としての完成度が恐ろしく高い映画だ。
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