殺すハイボと巻き込まれるペドロ、ペドロを見捨てる母、ラストでハイボとペドロが「忘れられた人々」になるのに向かって強烈な負のベクトルができていく様が圧巻でした。
生き残った人々の中で、とりわけ単独で…
こういう映画好き
でも、この登場人物に共感してほしいとかそういう意図が強過ぎて、単純には楽しめなかった。いろんな立場のキャラクターに共感して、やるせなくなったり、悲しくなったり、感情は動いたが、わざ…
【第4回カンヌ映画祭 監督賞】
『欲望のあいまいな対象』ルイス・ブニュエル監督作品。カンヌ映画祭で監督賞を受賞、1953年キネマ旬報外国映画ベストテンでは第9位に選出された。
ブニュエル、メキシコ…
ドナルド・リチーの著作『Viewing Film 』で紹介されていた映画。
貧困ゆえに破滅に向かう若者。リチー曰く、ブニュエル監督は近代化と貧困の対比だけでなく人間の悲劇性そのものを描いているとい…
ブニュエルはネオレアリスモ嫌ってたみたいだけど、この映画はすごいネオレアリスモ感あった。まず冒頭のドラマティックな音楽が『若者のすべて』に見えてしまったし、建築途中の高層ビルや空っぽな道路とかはアン…
>>続きを読むメキシコが舞台の貧しくも逞しい少年たちのサバイバル物語だ。
大都会の豊かさの裏に潜む貧困が本作のテーマ。
アンダルシアの犬で知られるルイス・ブニュエル監督作。
感化院を脱走した少年がボスなのだ…
ルイス・ブニュエル監督作品。
忘れられた人々=私たちがみなくなった人々
戦争が忘れられない50年代の人々の現実。スラム街に生きる子どもは教育もまともに受けられず、親からの愛はもらえないし…