忘れられた人々に投稿された感想・評価 - 5ページ目

『忘れられた人々』に投稿された感想・評価

koss

kossの感想・評価

4.3

貧困が生みだす悪の循環がネオリアリズモのように描かれる。少年たちの悪行は、盲人への盗みと報復襲撃、下肢欠損者への悪戯と倫理を越える非道さ。大人たちの偏見と愛情の欠如がさらに少年たちの悪を加速させる。…

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うどん

うどんの感想・評価

4.4

メキシコの貧民街。悪ガキ集団のリーダー格が少年院を脱走し、自分を売った相手に報復に向かう。

この世の地獄とはまさにこのことか…

金のため、時には鬱憤を晴らすため、老人でも身体障害者でも容赦なく暴…

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cyph

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3.7

大都会メキシコシティの日陰で軽犯罪を繰り返しながら暮らす非行少年たちのお話 少年というにはあまりにタッパがありすぎるハイボって男の凶悪さ(悪事に手を染めることへの躊躇なさ)が凄くて最早ダークヒーロー…

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flyone

flyoneの感想・評価

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スクリーンで再見。
どこを向いても地獄でしかないこの悲惨さ。
neroli

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4.0

■ルイス・ブニュエル監督、メキシコ時代の作品〜🎬■
 
 
本作は、史実に基づいた作品〜🎬
 
1950年代、世界の大都市と同様にメキシコも首都メキシコシティが発展〜✨
しかし、格差が広がり、当然ス…

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an

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4.5

まともな人は誰もおらず終始辛い気持ちになるが、善と悪が入れ替わり立ち替わりで境目があいまいになる物語を端的かつドライに撮りまとめているところなど、さすがだなあと。まるでギャング映画のような終わり方。…

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Gocta

Goctaの感想・評価

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メキシコの貧民街で生きる子どもたちの救いようのない現実を描くイタリア• ネオリアリズモのような映画。少年たちの情け容赦ない行動、貧困、家庭の愛情の欠如といった負のスパイラルが示される。メキシコは19…

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1950年代のメキシコシティ。貧困が少年達にもたらす、暗い暴力的な世界が最後まで冷たく描かれていく。真っ当に生きようとした貧しい少年が見た夢は、救いようも無いくらい不気味でシュールな夢だった。メキシ…

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たとえば、『自転車泥棒』を観るとその悲惨さにつらい気持ちになる(故にできればあまり見返したくない)のに対し、起きてることはデシーカの有名作に比べて遥かに悲惨で救いのない本作を観ると何故こんなに「面白…

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少年院帰りの悪い仲間が厄災となり全員不幸に。障害者リンチや冤罪、暴力やゴミまみれの死など容赦無い展開の中で、更生の機会が奪われる瞬間が一番こたえた。いい子になりたいけどなり方がわからない…というセリ…

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