東京国際映画祭学生応援団

サインの東京国際映画祭学生応援団のレビュー・感想・評価

サイン(2002年製作の映画)
-
『シックス・センス』のM・ナイト・シャマラン監督が送るSFミステリー。壮大なSFに見えて、話のメインは1つの家族が希望を見出していくものであり、そのギャップがうまいと思いました!

田舎に住む主人公グラハムは、妻を交通事故で亡くし、それ以来神への信仰を捨てて牧師を辞めていた。そんなある日、自宅の畑に大きなミステリーサークルが出現し、事態は思わぬ方向へと進んでいく。。

こんなワクワクドキドキな始まり方をする今作は、SFとしてもミステリーとしてもとても見ごたえのあるものとなっています。

突如現れたミステリーサークルは誰が作ったのか、何のためにできたのか?登場人物たちと一緒に考えながら観ると面白いかもしれません。

また、妻を事故で失って以来何かが変わってしまった主人公が、この大きな出来事に翻弄されながらも、これをきっかけに再生していく姿が感動的でした。

主人公グラハム(メル・ギブソン)の弟役を演じる実力派俳優ホアキン・フェニックスの演技にも注目です!

M・ナイト・シャマラン監督の新作『オールド』が只今絶賛公開中です!是非、『サイン』と合わせてチェックしてみてください!

《鑑賞者:たくみ》