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サインのRのネタバレレビュー・内容・結末

サイン(2002年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

VITAで鑑賞。

シャマラン作。これは好きだ。

まず一家の雰囲気が良い。

メル・ギブソン(エクスペンダブルズ3」)演じる強面だけど優しくだけど影のあるお父さんに、野球選手だった過去を持つホアキン・フェニックス(「インヒアレント・バイス」)演じる叔父さん、そして幼い兄妹。

ちなみにこの兄妹を演じているのがマコーレ・カルキン(「ホーム・アローン」)の弟のキーラ・カルキンと「リトル・ミス・サンシャイン」のアビゲイル・ブレスリン。

特にアビゲイル・ブレスリンはこの頃、まだ本当に幼いんだけど子どもらしい無邪気さとあどけなさを自然と演じていて、やっぱすげえ。

そんな兄妹と朴訥とした雰囲気の父と叔父の日常は中盤まで派手なシーンはあまりないが独特の雰囲気があり、引き込まれた。

やはり名優メル・ギブソンとホアキン・フェニックスの力が大きいのだろう。

その反面、宇宙からの「サイン」、ミステリーサークルから始まり、徐々に侵食されていく日常を上手く捉えていたのではないだろうか。

最後はまぁ、上手く行き過ぎなきらいもあるが、見せ方としてはアリだと思う。

奥さんの別れのシーンや弟に対するソファでの台詞の迫力など、メルギブの俳優としての厚みを充分に感じられる一作だった。
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