シネフィルmonk

ニッケルオデオンのシネフィルmonkのレビュー・感想・評価

ニッケルオデオン(1976年製作の映画)
3.1
物語は1910年代の映画黎明期のシカゴ。大手製作会社に対抗して、5セント(ニッケル)で観られる小劇場(ギリシャ語のオデオン)で上映するサイレントの短編映画作りに奔走した独立プロの人々らのものがたり。

奇しくも監督のピーター・ボグダノヴィッチが亡くなられ、追悼ポスト📮となりました…。『野のユリ』(1963)で黒人初のアカデミー賞主演男優賞を受賞したシドニー・ポワチエさんの訃報とともにご冥福をお祈りします🙏

『ペーパー・ムーン』(1973)で親娘共演が話題となったライアン・オニール、テイタム・オニールが再び共演。勢いのままに弁護士が映画監督になったり、大手製作側が雇った用心棒的な男がスターに起用されたり、映画の草分け時代のドタバタぶりがたっぷり。ただし、ストーリーに起伏はあまりないので好みは分かれるかもしれません。バート・レイノルズが颯爽としていて別人のようです。
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