福福吉吉

僕らのミライへ逆回転の福福吉吉のレビュー・感想・評価

僕らのミライへ逆回転(2008年製作の映画)
4.0
ニューヨークのレンタルビデオ店の店長フレッチャーは市の再開発で立ち退きを迫られていた。旅行に出た店長より店番を任されたマイクのもとに現れたジェリーは発電所で大量の電磁波を浴びた影響で店のビデオテープの中身を全て消してしまう。困ったマイクとジェリーは、自分たちで映画を撮り直し、リメイク版として貸し出してしまった。

非常に馬鹿げた内容だが、本当に楽しかった。
まず、発電所へ殴り込みをかけるジェリーっていきなり凄い設定。「あり得ないだろう」と突っ込もうとしたら、次に店の全てのビデオテープの中身の消去と非常事態発生。挙句の果てに自分たちで映画を撮り直す、ってどうやったらそんな発想になるんだ!!また、撮り直しているときのマイクとジェリーが非常に楽しそう。観てる私も楽しくなってしまった。
そして、リメイク版がウケて店が大繁盛とあり得ない展開なのにやっぱり楽しい。
こんな馬鹿げた内容なのに、最後、街のみんなで映画を創り始めたら、感動してしまった。
理屈じゃない。うまく説明できないけど本当に面白かった。
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