パンダ子パンダ

僕らのミライへ逆回転のパンダ子パンダのレビュー・感想・評価

僕らのミライへ逆回転(2008年製作の映画)
4.5
新年で初めて泣いた映画
映画好きな友達とゲラゲラしながらみたいな。

潰れそうなVHSのお店を、リメイク作品で復興させようとする話

ミシェルゴンドリー好き。

空想っぽい手作り感のある美術とか、
リメイク作品を低予算の中作ったのであろうハリボテ感と、その長回し。

見たことある作品多くて、逆にそれを短くまとめてて、本当はすごいことしてんのに、それをチープっぽく見せてるのすげぇなぁと思う。

何より、ミシェルゴンドリーって、どの作品もふわふわ空想っぽいのに、ちょっぴり切ない現実のシビアさをおり混ぜてて、その塩梅に毎回痺れちゃう。

空想が、フェイクが現実を救うという、映画の構造ごと映画にしちゃったような話し。

創作における、楽しさと現実のシビアさのちょうど良い塩梅の作品。
終わり方、めちゃくちゃによかったなぁ。
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