当時、この映画の舞台であるオーストリアに住んでいたこともあり、家族でめちゃくちゃ見てました。10回、いや20回は見たでしょう。正直見過ぎたせいで、ミュージカルが嫌いになる程でした。今でもミュージカル映画に若干アレルギーがあるのも、今作のせいかと、、、
でも、映画と現地の情感を重ねるという貴重な体験をさせてくれた想い出の作品でもあります。
映画は見るだけでなく、舞台となった場所に実際に行く楽しさがある。そして、それだけでなく、映画のキャラと同一化することで、自分が映画の主人公になった気分にもなれるのです。
個人的に、この虚構が現実に侵入してくる感じは、たまらなく好きですね。
今でも旅行に行く時は、映画やドラマの舞台となった場所に僕は行きたがるんですが、その楽しみを教えてくれたのもこの映画が最初かもしれません。
あと余談ですが、僕の母はジュリーアンドリュース演じるマリアみたいな人です。
そして、僕はそれを、この映画の影響だと睨んでいます。
マリアが母のロールモデルだったのではないかと、、、
我が家での、この映画の影響は計り知れないところであります。
