ペコ

赤い靴のペコのレビュー・感想・評価

赤い靴(1948年製作の映画)
3.5
バレエ『赤い靴』の初公演シーンが素晴らしい!
突如、俗世的なプロットから離れ、舞台の境界をも越えた夢の中へと落ちる。映画的視点からバレエを観る、このシーンがなかなか面白い。靴屋の顔が強烈すぎて忘れられない。
話の構造は『アンナ・カレーニナ』に似てるが、本作だとそれは、1人の人間の愛をとるのか、それともやりたい仕事をとるのかという問題にすり替わっている。(簡単に例えるなら、有名アイドルが結婚すると発表した途端、裏切られたと感じたファンが怒ってネット炎上。。。みたいな?(o'ω')y-~ふぅ)

どうにもならない人間の感情。それが赤い靴の話とマッチしていてなんだか可愛い。
とにかくバレエシーンは心踊った♪♪
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