2024/04/28
監督 ウディ・アレン
ミア・ファロー
ダイアン・ウィースト
"涙も、笑いも、喜びも、悲しみも、全てはその箱から"
第二次世界大戦が始まったばかりの、アメリカのある家族に巻き起こる悲喜交々の出来事、その傍らに必ずあったラジオの存在を描くW・アレンの自伝的物語を映画化したコメディドラマ。
M・タッカーでもう一本。
W・アレンの作品のなかでも特に好きだった作品。
ラジオが娯楽の中心だった時代、嘘のニュースに右往左往したり、美しい歌に心を揺さぶられたり、悲しいニュースに心を痛めたりと、90分の短い上映時間に目まぐるしくドラマを詰め込んでいく。
配信が主流となった今でも、自分の運転のお供はラジオが殆ど。
本作鑑賞当時に感じたノスタルジーがすごく懐かしい個性的な家族が織りなす物語、家族ができた今見返せば、また違った面白さと感動が得られると思える、非常に見直したくなりました。
鑑賞日1988年頃、VHSにて