前回の「A」から数年後、教団の最高幹部であった上祐史浩が出所する前後に各教団施設で起きる事を撮る。
前作とは違い、教団内部というより右翼団体や施設周辺の住民とのやり取りが多く映される。
ある施設では…
荒木浩への密着が大半だったA(前作)から、本作ではオウム改めアレフの周辺で揉める右翼や近隣住民の動向が多く映されるようになった。
オウム信者たちと言えど、この作品を見ていると彼らも普通の人間なんだな…
「『A』とは?」
と前作には疑問に浮かばなかったが、
本作の途中から思ってしまう。
「“犯人A”的な意味なかな?
もしくは、麻原のAかな?」
って思ってけど、どうも違う。
オウムのAUMと荒木さ…
オウムもナチスもポルポトもテロも似てると思う。
世界を良くしようとして間違った。
そもそも世界は自分の思い通りにはならない。
麻原彰晃もオウムの信者の人もそれを割り切って自分の成長だけを努力するべき…
Aの3年後、ややとりとめのない内容になっているが、上祐やアーチャリーという有名どころが出てくるので「オールスター感」は前作よりあるか。
方々で出て行けと言われるオウム信者たち。
彼らの段ボールを、当…
Aの後、2000年頃の教団を追ったドキュメンタリー。
オウムはアレフに変わるが、中身は変わらない。相変わらず拠点近くの住民とは、時間をかけて、仲良くなってきていた。
しかし拠点が移ることになり、また…