劇場で完全版を鑑賞。感想を徒然なるままに…。
①
まず、面白く、可笑しかった。何故か。今、観るからかもしれないけど、オウムに「出ていけ」と迫る人々が皆、滑稽に映るから。
1995年、日本を震撼さ…
完全版、ユーロスペースにて。前作「A」は未見。「FAKE」が連日札止めで見られないのとは対照的に、観客もまばらな館内。
作品はオウム信者のその後を追ったドキュメンタリー。内容的には、結構驚きの連続…
「A」がオウムの実情に焦点を当てた作品だとしたら、「A2」はオウムを眼差す種々の視線に焦点を当てた作品なのかなと。
理解し受け入れようとする人々、理解はしてもそれでも許せない人々、理解すらしない人々…
このレビューはネタバレを含みます
私は、自分の信条にそって生きようと思った
残された信者は大変だよなあ
社会に適合できるだけの甲斐性がないから、救いを求めて入信したのに
他人を信じてテロ起こして教祖は御用。残されたのは教祖にすがり…
オウムも「じゃない方」も変じゃね?くらいの後味だった前作に比べると、
どっち側も異常性が際立つ撮り方になっている。
森達也も「○○だと思ってるんですよね?」「○○でしょう?」「おかしいと思いませんか…
完全版を鑑賞。撮影は2000年、地下鉄サリン事件から5年。5年も経つと緊張感も無くなり、色々なところが形式的にぐだぐだになってくる。反対運動、警察官、マスコミ、そして右翼団体。カメラを通じて描かれて…
>>続きを読む森達也のAが凄い本だって事は聞いていて、
映画もずっと気になっていて、何となくしんどくなりそうで避けてたけど
話題のFAKEも観たいし、監督作品もチェックしなくては、と、
A2の方が広く観れそうだっ…
このレビューはネタバレを含みます
オウム真理教の幹部達が捕まった後残された信者達による苦悩と信じることへの疑いを描いたドキュメンタリー作品
前作に比べるとかなり下がります
しかし、登場するキャストというか登場する人たちがかなり濃い…
前作は「荒木萌え」映画だったが、今回はまた別の面白さがある。テーマもより明確になっていて、前作とは明らかに手法が変わっている。
オウムを排除したがる人たちの気持ちも分からぬことはないが、そういった…
2回目のチャレンジ。
信者の中には正解が分からないまま思考を停止し、流れのままに彷徨っているような人も多くいて、どうしてあれ程の規模の事件が起きるまでに至ってしまったのか何となーくだけど分かるよう…