おじいちゃんの言いつけ通りに風呂に入って出てくると、髪が緑色になっていた戦災孤児の物語。オープニングクレジットの後の海辺は、明け方dawnなのか、夕暮れduskなのか。大変な苦労のなかで作り上げた『…
>>続きを読むミニシアター通いが大好きだった1988年、「RKO映画の全貌」と題した特集上映が催された。「市民ケーン」「キングコング」など有名作や初公開作が並ぶ中、さんざん迷った末「キャットピープル」と「遊星より…
>>続きを読む後世に多大な影響を及ぼすも、時代に翻弄され、赤狩りによってハリウッドを追われた名匠ジョセフ・ロージー。そのキャリア中の数少ないハリウッド映画であり処女作。
2024/04/13 1回目
【2024…
このレビューはネタバレを含みます
鋏を持って髪の毛切ろうと追いかけられるの怖すぎるだろ。一生もんのトラウマだぞ。しかもメガネ拾ってあげたのに「捕まえたぞ!」だからね。人間信用できなくなっちゃうよ。なんか良い感じにまとめて終わったけど…
>>続きを読む大した映画ではないと思うんです。メタファーとしての機能や意味を言葉で説明してしまっているに加えてやや安直で直接的すぎるとも感じる。ただポスターに落ちる影や画面外のバットや対峙する二人の周りを駆け抜…
>>続きを読むジョセフ・ロージー監督の長編処女作であり、強烈な反戦メッセージを孕んだ野心作であった。緑色の髪のインパクトの裏に潜む差別の隠喩。寓話のような優しい語り口で描く戦争孤児の孤独と孤立を緑色の色彩で脳裏に…
>>続きを読むこの映画が反戦映画であるというのは知識として知っていたが、少年が突然緑色の髪になることと、反戦がどう繋がるんだろうと興味を持って見た。
戦争孤児の男の子が、世界でただ一人の天然の緑色の髪を持つことに…