寝るのだいじ

パッチ・アダムス トゥルー・ストーリーの寝るのだいじのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ユーモアと敬意こそが人間性であり、医療にも大切なことだと信念を貫いた医学生の話。実話。

「過度の幸福」という言葉がよかった。
それを追い求めたからこその人徳や人脈で、彼自信も幸福になった。
自殺未遂したくらい追い込まれた経験があるからこそ、笑いの尊さは譲れなかったのかもしれない。

医学会の審査でのスピーチがとてもよかった。
「死を遠ざけるのではなく、生の質を高めるのが医師」
「助けを求めるのが患者、世話をするのが医師なら、誰もが患者で医師である」「医師が偉いとか患者との上下関係はない」
「日々細かな嫌な作業もこなす看護師、新しいものを受け入れる心の死なない先生、皆に敬意を」