2023年度お気に入り映画館(名画座)賞
この映画はおそらく、明確に提言されていないが、女性の性的に熟された16〜26歳の10年間の出来事を佐久間良子が物語っているのだろう。
丁稚奉公している時は…
東映、カラー、文芸もの
出演者
佐久間良子、中村賀津雄、中村鴈治郎
千秋実、木暮実千代、悠木千帆、山岡久乃
田中邦衛、宮園純子、岡田千代、風見章子、岡安喜三七、浜村純、花沢徳衛など
【内容】
大正…
【1966年キネマ旬報日本映画ベストテン 第4位】
『女中っ子』などの名匠・田坂具隆監督が水上勉の同名小説を映画化した作品。この年のアカデミー外国語映画賞日本代表にも選出された。
物語がどうこうと…
知人からトンデモ映画だと聞いて鑑賞したが、確かに見た目のイメージ通りの文芸映画らしい重厚さと品格がありながら随所随所で出てくるへんてこな演出などで中々のトンデモ映画と化していた。
主人公のさく(佐…
中村鴈治郎が佐久間良子に懸想して何もかもを奪いたい、でも、という葛藤を続ける緊張感溢れる1966年東映映画作品。原作水上勉。脚色鈴木尚之 。監督田坂具隆。
美しいひとを縛りたいという欲望はあるのだ…
兵役のため男と女が離れたことにより悲劇へと展開していきます。
対称的な余呉湖の美しさと戦争の悲惨さを感じさせる映画で終わりの頃は涙が出てきました。
佐久間さんは目で演技のできる女優さんですね。映像…
水上勉原作、定番ともいえる若狭地方から繭取り奉公に出た貧農の美しい娘さくの悲恋物語。人間の悲しみの涙で貯まったとされる水深深い余呉湖の水で洗われて織る三味線糸の工程、奉公先の家人たちが皆優しく“あゝ…
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