らんらん

湖の琴のらんらんのレビュー・感想・評価

湖の琴(1966年製作の映画)
3.7
東映、カラー、文芸もの
出演者
佐久間良子、中村賀津雄、中村鴈治郎
千秋実、木暮実千代、悠木千帆、山岡久乃
田中邦衛、宮園純子、岡田千代、風見章子、岡安喜三七、浜村純、花沢徳衛など

【内容】
大正末期、滋賀県余呉湖の賤ヶ岳山麓の村で生糸を紡いでいた若い男女の悲恋物語である。(wiki抜粋)

ストーリー
ヒロインのさくちゃん(佐久間良子)は奉公先(生糸工場)で中村賀津雄と出会いお互いいい感じになる
途中離れ離れになったり色々ありながらも、順調に愛を育んだ2人は近いうちに一緒になる予定であったのだが、、、

※ネタバレ
佐久間良子は三味線の師匠(中村鴈治郎)に手篭めにされてしまう
もう生きてはいけない佐久間良子であるが、死ぬ前に中村賀津雄と思いを遂げようと会いにいく
思いを遂げた佐久間良子は首吊り自殺、中村賀津雄も後を追うため2人で湖に沈んでいく、、、

【感想】
文芸ものって悲劇ばっかりだなーって改めて思った
人って不幸でかわいそうな他人の話好きなんだろうねー

とはいえ、本作は昔話的なファンタジーっぽさが強く、あまり生々しさはないので見やすい映画だと思う

そして悲劇のヒロインって魅力が増すよねーとも思った映画
純粋無垢な美少女が一途な恋愛しててもうすぐ幸せになれるってところでの突き落とし、素晴らしい
佐久間良子が美しすぎて死んじゃうのもったいない!って思ったもん

・その他
ところどころ独特の舞台みたいな演出が混ざる所が気になる
特に中盤のグリーンバックのシーンは合成し忘れかと思っちゃった(当時そんなのないだろうけど)
らんらん

らんらん