スピードタモリ

悪魔の凶暴パニックのスピードタモリのレビュー・感想・評価

悪魔の凶暴パニック(1976年製作の映画)
4.0
「スクワーム」「13日の金曜日 序章」と何気にツボを押さえた良作を生み出してくれる隠れた名匠ジェフ・リーバーマン監督作品ということで期待して鑑賞、今観るとスラッシャーやパニック映画ではなく自分の無実を証明したい男が奮闘する地味なサスペンスといった印象だが、ドラッグの後遺症で髪が抜けた女の異様な表情やディスコシーンの光の使い方(このシーンを観たプロデューサーからサタデーナイトフィーバーの監督オファーがあった程)など演出の上手さが際立っており流石だと思った。女性陣の出演者が脇役に至るまで皆美人なのも良い。