花とみつばち

さらば夏の光よの花とみつばちのレビュー・感想・評価

さらば夏の光よ(1976年製作の映画)
4.0
ずっと観たかった作品。
郷ひろみが若さいっぱいにはじけているのが初々しい。
主演は、郷ひろみ、秋吉久美子、川口厚の男2人と女1人の青春物語。
70 年代の雰囲気と当時はありふれていた内容だけれど、今は懐かしい。
宏と文平は京子が好きだった。
だが京子の気持ちはないがしろにされ、宏と文平の友情ばかり優先されてしまう。結局京子は文平と暮らし妊娠する。本心では、宏と京子が想い合っているのに、若さで暴走する為本当の気持ちに気が付かない宏は、喧嘩や心に嘘を付き、友情ばかりを大切にする。
文平は大学受験を控えているが、京子の為に殺人未遂を犯してしまう。
京子は、2人の男性から愛されているにも関わらずそれ故に除け者扱いされてしまう。
やがて、京子が独り旅立ってしまう…

原作は遠藤周作
郷ひろみは当時アイドルだけど、演技も素晴らしく、髪を切って熱演している。
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