理央

ロック・オブ・エイジズの理央のレビュー・感想・評価

ロック・オブ・エイジズ(2012年製作の映画)
4.0
わかる人だけわかればいい、そんな映画だと思う(笑)。

'80sロックの名曲をフィーチャーしたジュークボックス・ミュージカル。原曲やオリジナルアーティストを知っているからこそ面白いし、アツくなれる。ロックとミュージカル、両方好きな人にはうってつけの映画だと思う。


個人的には、トム・クルーズがとても良かった。最初このミュージカルが彼の主演で映画化されると知った時には「どうしてトムなんだろう」と思ったけれど、見てみてびっくり。歌はうまいし(思わず劇場出てその足でサントラ買いに行った)、色気がすごい。ステイシーはやっぱりすごいヤツなんだって思わせる、特別なオーラがある気がした。
そして、最後の曲で、曲が聞こえてきたときの表情がすごく好き。きっと、誰よりもロックを愛してるのはステイシーだったんだな、と気づかされて、ステイシーをとても愛おしく感じた。

キャラクターは個性豊かだけど、共通して根底にあるのは「本当にロックが大好きだ!」っていう熱い気持ち。それをキャラクター達と共有できる人は、きっとこの映画を観終えた時、笑顔になっているはず。
理央

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