気まずくて居心地の悪い家族の集まり。
苦くて辛すぎる人生の痛み。
対比するかのように描かれる他人種の集まる幸福な結婚式の風景。
ジョナサン・デミって音楽ドキュメンタリーをたくさん撮ってるだけあって…
悲しいのは「誰かが死んだこと」ではなく、「死んだ誰か」だ
結婚式と葬式って似てる
ある個人に対して共通の思いを胸に大勢の人が集まるという点で
集まる顔ぶれもほぼ同じ、広義の意味での「家族」
特徴…
姉のレイチェルの結婚式で家族が幸せに包まれる中、麻薬中毒更生施設を10年以上出入りしている妹キムが結婚式に参加し、腫れ物に触るような疎外感と、家族や周りを笑顔にする姉と比べて自分は問題児で愛されてな…
>>続きを読む幸福の絶頂を迎える姉とは対照的に薬物依存明けの妹は人生のどん底からなかなか抜け出せないでいる。結婚と言う新たな家族が形成される祝祭を前にしてもやはりどこかぎこちなさと確かな疎外感が浮き彫りになる。勿…
>>続きを読む結婚という幸せの門出がジャンキーのキムが帰ってきたことによって地獄の形相と化す、ある意味ホラーよりよっぽど怖いホームドラマ
映画としては退屈な部分も少なくは無いが、この映画のカメラワークがホームビ…
評判はあまりよくないが個人的には大好きな一作。強烈な存在感を見せるアン・ハサウェイの演技力とホームビデオのようなチープさとドキュメンタリーチックな演出が強烈な没入感を与え、家族の抱える問題をリアル…
2024年4月23日DVDで鑑賞。
面白かった。乳首が映ってる記憶があったけど乳首見れなかった。
腫れ物の妹としっかり者の姉のシスターフッドもの。
キムのスピーチのシーンとシドニーが歌うシーン…