はっさく

孤高のメスのはっさくのレビュー・感想・評価

孤高のメス(2010年製作の映画)
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平成初期の医療現場が舞台のヒューマンドラマ
決して昔の話ではない、現代にも通ずるものがあった
オペ看の視点から描かれた僻地のオペ室の現状がリアルに表現されている
「動脈を傷つけたクーパーが、まるで違うもののように優しく、正確に動いていく」このセリフに思わず息を呑む

患者を助けるいう目標に向かってチームが出来上がっていく。
もっと学びたい、手術を理解したい、そう思った。
これこそオペ看の醍醐味だと実感できる日が来ると信じて、もっと努力をしなければならない
今の現状に満足こそしていないけれど、こんなものかと限界を決めてしまっている。ありあまる時間と興味を自分の強さに変えて、もっといい介助が出来るようにしていくのが僕に与えらえれた義務だ

自分の置かれている環境に敬意を払い、大切にしようと思った
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