昭和ライダー

妖星ゴラスの昭和ライダーのレビュー・感想・評価

妖星ゴラス(1962年製作の映画)
4.1
■1962年公開作だというのに、中国発の大ベストセラーで実写化もされて話題のSF映画『流転の地球』とほぼ同じような設定だということに、改めて驚かされる。
■CGに頼らず、大群衆のエキストラが逃げ惑う映像なども多く、ディザスタームービーとしても秀逸だ。円谷英二の特撮もお見事!
■テレビ電話などが現実のもととなっている1979年の近未来を描いているが、電報が使われているなど、街の科学レベルは1960年(昭和35年)程度なのも、2024年の視点で見ると微笑ましい。