これはコメディと位置づけてよろしいんでしょうか。コングの顔の造作があまりにもお茶目で笑うしかない(目も歯並びも)。自分の手でドンドン突かれる胸の場所が、右も左も、体毛がごっそり抜けていて、それも珍妙。
1962年の制作。高度経済成長期の陽気さというのかお気楽さというのか。宣伝部長も高島忠夫も、みんなお気楽。プロモのために、南の島からコングを連れてきちゃうというお気楽さ。でも、当時の集合住宅の様子とか部屋の内装とか、電気炊飯器のデザインとか、1960年代の世相?はたいへん勉強になりました。
コングが国会議事堂のてっぺんで仁王立ちする場面があるけれど、これが現在の国会だったら、コングにつぶされちゃっても仕方がないと思うよ!!
終盤の両者の対決はなかなか見応えがありました!
・石の投げ合いはドッチボールやってるみたい。
・落雷があると元気になるコング
・ゴジラは尻尾も武器にする