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ホームランが聞こえた夏のLEGIONのレビュー・感想・評価

ホームランが聞こえた夏(2011年製作の映画)
3.0
自らに欠けてる部分に対し、馬鹿にされることよりも同情されることの方が心に刺さり成長の機会を奪ってしまう。それに負けないほどの自分をつくるためには自分自身を信頼なくてはならない。主人公が指導する心の訓練が印象に残る作品だった。
聴覚障害者にとっての野球の壁は打球音の感覚など技術面よりも、チームワークという信頼し合うことの大切さでこれが作品のテーマとなっていたが、色々と雑で突拍子もなく展開されるため題材ほどの面白さはなかった。
肝心の試合は映画としてなら見れるプレーが実況、解説がうるさくてリアルな試合を見ているような感覚に陥るため、とても下手に感じてしまい作品に入り込みにくかった。
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