ガレルお得意のジュテームなお話。一つ所に留まり続ける事を愛と称するか、はたまた恐怖へと称するかはきっと人それぞれだろうし、愛を共存と取るか、はたまた依存と取るかもまた人それぞれだと思った、まぁドラッグはおそらく依存だろうけど…。こんな物をぶつけられたニコはきっとあちらの世界で「お、おう…」と戸惑ってしまっただろうが、ガレルとニコにしか分かり得ない、二人だけの愛と芸術の境界線って物がきっとあるのだろう。おそろしく個人的で内省的なお話だから正直だいぶ飽きたが、オシッコしながらチュー？チューしながらオシッコ？のシーンは「そうそう、それそれ」と首がもげるくらい頷きたくなった。男は愛によって理想の女を創り上げるなんてのを本気で思っていたんなら、随分と傲慢なんじゃないかな。
