ユカートマン

ギターはもう聞こえないのユカートマンのレビュー・感想・評価

ギターはもう聞こえない(1991年製作の映画)
3.3
画面に映るもの、語られるセリフ、音楽、すべてが最小限。それに加えてクローズショットと長回しが多用されるもんだからのめり込めず冗長で仕方がなかった。エキセントリックなドイツ娘マリアンヌの他に友達の彼女や人妻、娼婦、知り合いの知り合いなど次々と新しい女に手を出すジェロームはクソ男というより性依存症なのかもしれない。それにしてもこんな形で名前だけしか知らなかったベルベットアンダーグラウンドのニコを知ってしまうとは心外だ。おしっこキスシーンが可愛いのと、アンディウォーホルのファクトリーについて昔好きだった男の子に教えてもらったことをニコがきっかけで思い出して勝手にキュンとしてしまったので3.3ですが2でもいいぐらいよく分からない映画でした。カップルの不仲をセックスで解決すんな!!

※マルタン役を演じた義眼の俳優さんは16歳の時に肉腫で左目を失ったそうです。(Yann Collette, フランス語wikiより)
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