ノルマンディー上陸作戦、連合軍とナチスドイツの群像劇。
主人公が居ないのでヒューマンドラマが無い分、戦略的な箇所に重きを置いているので好き嫌いが分かれるかもしれないし、没入感も無いかもしれない。
やんごとなき背景を背負っている主人公が天を仰ぎ見たり主人公の友達が銃弾に倒れたり家族の写真を眺めて自分語りをしたりしない。
第三者視点で描かれる戦争映画、正しく史上最大の作戦が淡々と繰り広げられる。
水野晴雄さんは上手い邦題を付けたものである。
あの有名な音楽も頻繁に掛かるのかと思えば、盛大に流れるのはエンドロールだけで、ひたすら爆発音と銃弾の音のみ。
後は探し物はなんですか状態でスター俳優探しに忙しいが詳しくないと有り難みが半減する。
私もその中の一人で人多過ぎで判断付かなかった。
取り敢えず有名所は抑えたが完璧じゃないので次回は俳優に詳しい人を横に置いて解説付きで観てみたい。
