GaPTooth

絶海のターザンのGaPToothのネタバレレビュー・内容・結末

絶海のターザン(1948年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

原題:Tarzan and the Mermaids

なんとボーイが学校に行っている!英国の寄宿舎で生活している。
シーンによってチータが明らかに別のチンパンジーになっている。体の大きさが違う(笑)
あとベンジという陽気な男が全力で笑わせてくるから要注意👍️ただベンジの衣装はルフィと同じなんだよね。ベストもズボン(裾も)麦わら帽子も同じでビックリした。

ナイアガ交易所はニグ川沿いにある。
ニグ川は穏やかにうねりながらアフリカの広大な森を抜ける。
ターザンの森を過ぎると川の流れは一変し渦を巻き激流の様相を呈す。その先には蛇行する沼沢や謎の洞窟が現れる。

やがて諸島の迷宮に続く秘められた水路をくぐると川は海と一体となる。
この諸島の集落に住むのは森の奥地や海から逃れてきた人々だ。彼らはアカチカンと呼ばれ特殊な宗教を信仰していた。島民は体が丈夫で海の恵みを糧に暮らした。彼らは魅惑の島で幸せに暮らしていた。

若者たちは真珠をとるために巨大生物の住む深海に潜った。彼らは真珠をバルーという名の神に惜しげもなく捧げた。

アカチカンには奇妙な言い伝えがある。中でもバルー神の伝説は夢物語のよう。
『はるか昔、異邦人が島の統治者を倒して真珠を奪ったという。この人物は自ら神を名乗り寺のある島に住み人々の出入りを禁じた。そして神の指名した高僧が島民にその意志を伝えた。この高僧が呪文を唱えるとバルー神は生き神となって現れる』

島民は高僧が奇跡を起こしたと信じてバルー神を崇めている。島民の信仰は厚く異端者は排除された。

誰もが信仰していた...と思われていたが例外も居た。
神の花嫁に選ばれた(つまり生け贄)マーラにはティコという恋人が居た。マーラから離されたティコは追放されてしまった。母親は神に選ばれたことを名誉なことだと言うが、マーラはティコとどこかに逃げたいと思っていた。

神の花嫁となる日。
儀式は進行しマーラはバルー神の元へ。
このバルー神のビジュアルがとても気持ち悪い。明らかに誰か入っとるし(笑)
あまりの気持ち悪さに(かどうかは分からんが)マーラは海に飛び込んで逃げ出した。

ターザンの森。
学校に行っているボーイからの手紙を待ちわびるジェーン。配達人のベンジがなかなか来ないのももっとも。船で陽気に自作の歌を歌いながらユラユラとしか進まないんだもん。
🎶オイラは素敵なベンジ
 ナイアガで一番の色男
 ボーイの手紙をターザンに届ける
 みんなのお世話をしっかりするよ
 ボーイがいる英国は別世界
 オイラはこの土地が好き
 英国人がオイラより色男でも
 奴らにゃゾウの群れをが見えない
 オーヨーヨー 
 ベンジよ そりゃ運命だ🎶
ベンジは着いたが、ボーイからの手紙を忘れていた...が、内容はギリギリ覚えていた(笑)

ベンジの話ではナイアガ交易所に新任の事務官が来たらしい。住宅や学校や病院を建てようと計画しているという。

川へ漁に出たターザンは溺れていたマーラを助ける。
マーラの言う通り、バルー神の中には人間が入っていた。そのバルガの計画ではバルー神となってアカチカンの真珠を独り占めしマーラを妻にすること。そして高僧テイラーは権力を手に入れること。信心深いアカチカンの人々は高僧に言われるがままにマーラを探しに川を下る。

マーラは連れ去られてしまった。ターザンはマーラを救うためにアカチカンへ向かうことに。

首尾良く神殿に入り込んだターザンはバルガとテイラーの企みを聞く。

新任の事務官と共にアカチカンを訪れたジェーンとベンジの前にバルー神が現れる。そしてマーラとティコの解放を告げる...んだけどね。実はバルー神の中にはターザンが入っていた(笑)

ベンジのオンステージ🎶

ティコ💕マーラ💕おめでとう💕

島民の前でバルー神の被り物を脱がしたターザン。バルガが剥き出しになったことでバルー神が本物の神ではなかったことを知った島民の怒りを買いバルガは殴られて墜落死。で、唐突に終幕。

島民たちが島の絶壁から次々とダイビングするシーンは圧巻。中でもジョニーワイズミュラーの飛び込みは素晴らしい。

【芸達者なチータ】
縄跳びをするチータ
ベンジのギターを弾くチータ

【登場した動物たち】
ヤギ
大タコ(クリーチャー)
魚たち
GaPTooth

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