旅役者の作品情報・感想・評価

旅役者1940年製作の映画)

製作国:

上映時間:71分

3.8

『旅役者』に投稿された感想・評価

Hiroking

Hirokingの感想・評価

3.0
〖1940年代映画:小説実写映画化:東宝〗
1940年製作で、宇井無愁の小説『きつね馬』を実写映画化らしい⁉️

2023年1,559本目

成瀬巳喜男監督の「サーカス五人組」の姉妹篇の様な小品だが、きりりとした落語の上手さのある佳作。本年成瀬は、千葉早智子と離婚してスランプだったのかも知れないが、釜足改めて藤原鶏太の馬の前脚役者の悲境を…

>>続きを読む

馬を追いかけてぐるぐる町をまわる、それがドサなのだ。しかし「国債を買ひませう」ってスローガンは……これ40年よね?「皆で地獄見ませう」って誘いをわざわざ入れこんでくるのはときたま驚かされる成瀬のすげ…

>>続きを読む
tych

tychの感想・評価

3.7

1940年 成瀬巳喜男監督作品 71分。旅回りの「六代目中村菊五郎(高勢実乗)一座」で「馬の足」を勤める俵六(藤原釜足)と仙太(柳谷寛)の兄弟。俵六は、自分たちの芸に誇りを持ち、日頃から馬の仕草の観…

>>続きを読む
半兵衛

半兵衛の感想・評価

3.5

誰も彼も悪くはないけれどちょっとした行き違いから仕事を奪われた男のやるせない状況から細やかに怒りを募っていく様を描いていく様は芝居ではなくカットの積み重ねから登場人物の心を表現する成瀬監督の真骨頂。…

>>続きを読む
どうでもいいですな〜。

ある田舎に東京から菊五郎一座がやって来る。「あの有名な尾上菊五郎一座」かと思っていたら、実際に来たのは中村菊五郎一座。
誰も知らない役者達。しかも映画の主役はその一座の馬の前脚と後脚を演ってる二人組…

>>続きを読む
大根役者ならぬ馬役者の意地とプライド一代記。一人前になるためには後ろ足5年、前足10年かかる。そのプライドも悲しいかな、いくら馬くても一幕の中では馬は馬に過ぎなかった。ユーモア劇。
taka

takaの感想・評価

-
2022 4/18 1回目
>>|

あなたにおすすめの記事